子宮筋腫で腹腔鏡下膣式子宮全摘術+両側附属器切除術日記

50歳のクリスマスイブに子宮筋腫で腹腔鏡下膣式子宮全摘術+両側附属器切除術をすることに。自分の記録のために、そして、これからの方の少しでもお役に立てば幸せです。

2021年12月23日(木)入院=手術前日

f:id:uterinefibroidsholder:20211229124308j:plainf:id:uterinefibroidsholder:20211229123133j:plain2021年12月23日(木)入院=手術前日


今朝、最後のレルミナを服用。今日で服用を始めてからちょうど17週目を完了した。118日飲み続けたレルミナ。もうこれ以上飲むことはない。

約束通り、まず9時にPCR検査のため、車で病院へ。婦人科に向かうことなく、鼻からのPCR検査だけして、ものの10分で終了。陽性の時だけ連絡が入るとのこと。陰性を願い、スーツケースだけ先に入退院センターで預かってもらう。

実は、PCR検査はこれで2回目。1回目は、今年の春、子宮筋腫が原因の貧血が原因だとは知らずに、急激な息切れ、だるさ、疲労感などの症状からコロナ感染を疑い、近所の内科を受診した。結果はもちろん陰性で、「ツムラ桂枝茯苓丸エキス顆粒」と「ツムラ漢方補中益気湯エキス顆粒」を2種類の漢方薬を各10日分処方してもらった。この時、すでに「命の母」は飲んでいたんだけどね。

その後は、病院からの連絡もなかったので、13時に再度病院へ。今回は、バス→電車(1駅)→病院の無料送迎バスで荷物は先に置きてきてるから楽チン。不安や緊張もなく、久しぶりの電車でテンション上がる↑。入退院センターで、保証金50,000円を払ったり、一連の手続きをしてから、お部屋(8階)へ。
本来、差額ナシの4人部屋を希望していたが、昨晩、病院側から電話があり、希望の部屋が確保できないため、自己負担金1,650円/日の個室風多床室に入ることになるが、あくまで病院側の都合なので、差額は発生しないように手配してくれるとのこと。入院中に部屋が空いたら移動する可能性があるらしいんだけど、負担金がゼロなのは嬉しい。

荷物をアンパックし、8階を散歩。病院は至る所がXmasデコレーションが施され、無機質な院内を彩っている。期待とは裏腹にラウンジには自販機しかないものの、たくさんのオーナメントが飾られたXmasツリーがあった。コンビニみたいなポットとか電子レンジとか、ウォーターサーバーとか、大型テレビとか期待してけど、そりゃ望み過ぎか。でも、お湯はナースステーションでいつでももらえるらしい。

ベッドの上でダラダラくつろいでいると、部屋の担当看護師やら、明日の麻酔担当やら、主治医やら代わる代わる挨拶に見える。1階のコンビニに婦人科セット(使い捨てのT字帯や大型ナプキンなど/770円)となるものを購入に行き、

15:30~ シャワー(リンスインシャンプーやボディーソープが常設)

16:15~ おへそ洗浄(剃毛はしないそう。自分で短く切ってきたのに恥ずかしい)

17:00~ 婦人科で内診(パジャマで行くのが不思議な感じ)

17:30~ 手術説明

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17:45~ 回診(血圧・体温・酸素飽和度)

18:00~ 晩ごはん(THE病院食って感じだったけど、もちろん完食!だって、この食事以降は手術翌日の朝まで何も食べられない。食いしん坊な私は、お腹空いて死んじゃうかも!(笑))

内診では、T先生に「お子さんは2人だっけ?2人共、下(膣)から産んでる?」って聞かれて、そうだと答えると、「もしかしたら、腹腔鏡ではなく、下から(膣式)で摘出できる可能性もあるな~」って言われた。え?前日になって突然そんなこと言う?そんなこと初めて聞いたので、お部屋に戻ってから膣式のこと慌てて調べる。

以下、膣式子宮摘出手術 - 熊本市 | 産婦人科 無痛分娩 小児科 慈恵病院 (jikei-hp.or.jp)より抜粋

腟式手術はお腹を開けずに腟の方から子宮を摘出する手術です。

~メリット~

腹を開ければ、術後にお腹の傷の痛みが発生しますが、   
この手術ではその痛みがありません。
 
 
痛みが少ない分、術後の回復が早い傾向にあります。
 
 
お腹に傷が生じませんので美容上も優れています。

 

~デメリット~

開腹手術のように臓器を目で見ながら手術するわけではないため、
視野が狭く、手術の執刀者にとっては難易度の高い手術です。
 
 
子宮筋腫などで子宮が大きくなると手術時間が
開腹手術の場合よりも長くなってしまいます。
 
 
子宮があまりにも大きくなってしまえば、腟からの摘出自体が
できなくなることもあります。
 
 
お腹の中に強い癒着がある方にはお勧めできません。
例えば子宮と腸が強く癒着していれば、子宮摘出の際に
傷をつけてしまうこともあります。

 

 

 

今日はお通じがなかったので、明日術前にお通じがあるように(浣腸しなくて済むように)、アローゼンを一袋処方してもらう。

明日は、朝9時から手術で、時間は約2.5時間。もちろん、全身麻酔。いよいよだ!


その間、アマゾンプライムで映画「つなぐ」と「コーヒーが冷めるまでに」を観ていたが、回診も多く、なかなか忙しくてゆっくり泣けない(笑)
ま、結局なかなか寝付けなかった上、夜中も何度も何度も目が覚めたけど。
とっくに腹をくくったつもりでいたけど、私なりに緊張しているんだな~。