子宮筋腫で腹腔鏡下膣式子宮全摘術+両側附属器切除術日記

50歳のクリスマスイブに子宮筋腫で腹腔鏡下膣式子宮全摘術+両側附属器切除術をすることに。自分の記録のために、そして、これからの方の少しでもお役に立てば幸せです。

2021年12月24日(金) 手術当日

2021年12月24日(金) 手術当日

 

6:00 ぐっすり寝ていたわけではないが、起床。
6:30 回診(体温・血圧・酸素飽和度)。昨晩もらったアクアファン2パックを飲むように指示あり。これ、冷蔵庫で一晩冷たくしていたから飲めたけど、常温だったらこの量は飲めなかったかも。

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7:30 昨日から排便がないため浣腸。7年前の出産以来3度目。何度やっても恥ずかしいし、トイレを我慢しなければいけない5分間は到底迎えられず、ものの2分で噴射。
8:25 ヘアネット+術着に着替えるように指示あり。おパンツだけ履いてていいらしい。眼鏡がないと手術室まで歩くのもおぼつかないので、眼鏡はかけたまま、眼鏡ケースを持って行く。

8:50 歩いて手術室へ。無機質なたくさんの手術室の一番奥の部屋へ案内される。途中で主治医の先生から、よろしくお願いします~と軽く声掛けられる。
ベッドに仰向けになった途端にわらわらと4~5人の女性が現れて、パンツを下ろされたり、酸素マスクを装着されたり、テキパキと準備が進められていく。あっという間に「麻酔入りますよ~。少し咳が出るかも知れませんけど、遠慮なく咳して大丈夫ですよ。」と聞いて、自分でコホコホと咳をしたのが最後、記憶が飛ぶ。

名前を呼ばれて覚醒したが、意識は朦朧として、自分の部屋に戻ったことは分かったが、全く動けず。足には血栓予防のポンプが装着されていて、膀胱には尿管が入り、左腕には点滴(栄養・水分や痛み止め)も。寝返りをしてもいいと言われていたが、この状況でどうやって?このまま明日の朝まで我慢できる自信がない。手術に伴う痛みは全くないが、動けないこの状況は苦痛しかない。背中が痛くて、眠れない。AMAZON PRIMEを観る気にもとてもなれない。お腹が空いてしまうんじゃないか心配していたが、空腹なんか感じたことなかった。一番辛くて長かった夜。

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